仮想通貨(暗号資産)ってどんな時に確定申告するの?
ビットコインやアルトコインなどの仮想通貨の取引で、20万円を超える利益が出た場合は確定申告が必要です。
また、利益が20万円以下の場合でも、給与所得や退職所得以外の所得金額との合計が年間20万円を超える場合は確定申告が必要になります。(一般的にいう副業ですね)
確定申告しなかった場合どうなるの?
延滞税や加算税といった罰則があります。
延滞税⇒申告期限の翌日から納付した日までの日数に応じて、最大14.6%の年利
加算税⇒過少申告加算税(課税割合:最大15%)
無申告加算税(課税割合:最大20%)
不納付加算税(課税割合:10%)
重加算税(課税割合:最大40%)
所得はどんな時に発生するの?
仮想通貨を売却して利益が出た時に発生します。
そのため、所有していて相場が変動することによっての評価益は利益が発生したということにはなりません。
仮想通貨での所得の種類は?
所得は雑所得となります。
給与所得や事業所得など他の所得と合算して課税される総合課税になります。
仮想通貨を取得したときはまずなにする?
税務署へ初めて取得した年の確定申告期限日までに、
「所得税の暗号資産の評価方法の届出書」を提出する必要があります。実際の届出書はこちらになります。ご参考まで!
取得時の1単位当たりの価額の計算方法は?
移動平均法と総平均法の2種類があります
移動平均法
暗号資産を購入する都度、取得価額を計算する方法です。購入の都度、購入した金額の合計÷数量=取得価格(単価)を計算、期末時点での取得価額を所得の計算に利用します。
総平均法
1年間に購入した金額の合計÷1年間に購入した数量の合計=取得価額(単価)を計算、1年の終わりにまとめて出した平均を所得の計算に使用します。
お困りの方はぜひ、弊社までご相談下さい( ̄ー ̄)
ゆきおでした。