2024年12月26日
さぁ、いよいよ仕事納めになりそうです。
なのに、何となく市場経済に不透明感が出てきました。
日銀は27日、18~19日に開いた金融政策決定会合の発言内容をまとめた「主な意見」を公表しました。
経済情勢について「世界経済を巡るリスクは、前回会合対比でさらに下方に厚くなっている」との意見がありました。
国内景気は基調として緩やかに拡大しているとの見解が多かった半面、米中貿易摩擦の激化など「海外経済の不確実性の増大が国内経済と人々の心理に影響し始めている」との指摘がありました。また「消費税率引き上げも経済・物価の下押し要因」との声もあったようです。
景気は緩やかに拡大しているのに、
オリンピック後の景気対策をするのはつじつまが合っていないような気がします。
また、一方では「前回の消費税率引き上げ時には、約半年後に量的・質的金融緩和の拡大を行った」と、消費の腰折れを警戒する意見も強いようです。 海外経済や国内消費の下振れへの警戒を背景に、ある委員は「引き続き、緩和方向を意識した政策運営を行うことが適当」と述べました。
政府は一体景気が良いとみているのか?悪いとみているのか?
どちらなんでしょうね。
オリンピックイヤーに期待したいものです。